http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100301-OYT1T01094.htm

滋賀県彦根市が、これまで無料で認めてきた【ひこにゃん】の商標使用について、2010年7月以降は原則、使用料を取る方針を明らかにしたそうです。読売新聞共同通信(共に2010年3月1日付)が伝えました。

市の推計によると、ひこにゃんのグッズ類の売上は2007,2008年の2年間で計約27億円だそうですが、今までは商標使用料を取ってこなかったそうです。今後は地方公共団体や営利目的以外の利用は今まで通り無料ですが、グッズ類の販売の際に商標使用料が請求される事になるようです(読売新聞)。

でもいったいなぜ、有料になってしまうのでしょうか?
ひこにゃんを市の「財産」と見た場合、地方公共団体の財産の譲渡や貸し出しに適正な対価を受けるよう規定した地方自治法に抵触する恐れがあり(読売新聞)
という事で、無料で地方公共団体の財産を貸し出してはいけない、という事になっているようです。地方自治法の237条の2にはこう書かれています。
第二百三十八条の四第一項の規定の適用がある場合を除き、普通地方公共団体の財産は、条例又は議会の議決による場合でなければ、これを交換し、出資の目的とし、若しくは支払手段として使用し、又は適正な対価なくしてこれを譲渡し、若しくは貸し付けてはならない。
ほかにも色々該当しそうな部分はあるみたいなのですが、私は法律の専門家ではないので、細かいところまではよく分かりません。ちなみにひこにゃんの着ぐるみについては「着ぐるみは商標ではないため、イベントなどへの着ぐるみの出演はこれまで通り無償(共同通信)」という事だそうです。

ここでふと気になるのが、ひこにゃん以外の他のキャラの事です。ひこにゃんのように商標使用料などを取っていない自治体のキャラは他にもあると思うのですが、どうなるのでしょうか?

グッズを販売する業者に商標使用料を求めるのは自然な事だと思いますが、今まで無料でやっていたところは影響があるかもしれませんね。

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Text by 内田 勉