http://www.ntv.co.jp/zoomin/corner/maruq/20100506.html

【やなな】が出るという事で番組をチェックしてみた筆者なのですが、予想以上の力の入った力作コーナーでしたよ! 早速文章でどんなコーナーだったのかを紹介します。

「ご当地ゆるキャラ大活躍」が放送されたのは、日本テレビ系列で放送されているズームイン!! SUPERという番組の中の「まるQ」というコーナー。2010年5月5日朝7時26分から放送は始まりました。メインのリポーターは、川瀬良子さん。

コーナー全体の前フリ(業界用語でアバンといいます)として、まず最初に【ひこにゃん】が登場。経済効果が30億円以上と紹介。続いて、ご当地ゆるキャラの定義を「地方自治体などが地元の特産品などをモチーフに作るキャラクター」と解説。

ゴールデンウィークは、いろんなゆるキャラが活動しスターが生まれるシーズンという事で、GW中に活躍したキャラクターの紹介に入っていきます。


時はゆるキャラ戦国時代。王者ひこにゃんの座を狙うのは、奈良の出世頭【せんとくん】。というわけで読売テレビの本野大輔アナがせんとくんを取材に。せんとくんのステージは300人の大観衆。テーマソング「せんとくんなら知っている」がかかり、その活躍ぶりを紹介。せんとくん関連の商品は100種類以上。メロンパン(200円)にドリア(600円)、カプチーノ(300円)が登場。という事でせんとくんの経済効果は15億円以上。

せんとくんの人気の理由は、(1)ゆるキャラなのにしゃべれる、(2)家族がいる、という事で家族紹介に。兄・鹿坊(ろくぼう)、祖父・鹿爺(ろくじい)、だけでなく一族は15人もいて、6人兄弟。しかも今後も増える予定だそうです。映像で見るとかなりインパクトあります。

続いて、みんなのゆるキャラというサイトでひこにゃんを抑えてNo.1に輝いたやななを紹介。キャッチフレーズは「会いにいけるゆるキャラ」という事で、AKB48のビデオが流れます(笑)。

早速柳ヶ瀬商店街にやってきた中京テレビの本田恵美アナウンサー。そこら中に飾ってあるやななのポスターや垂れ幕にビックリ。そしてやななの活動ぶりを軽く紹介。商店街の人が「あの子の人生どうなるのかな?」と、多忙を極めるやななの中の人(たぶん女性)の将来を案じる印象的なコメント。しかし、あれれっ!?というぐらい短くやななのコーナーは終了。やはりしゃべれるキャラの方がTVに登場する上では有利かも?

ここでミニコーナー「ご当地ゆるキャラはいつから増えた?」。2006年にひこにゃんの誕生以降、急に数が増えたとして、ゆるキャラ(R)サミット協会調べのデータで、2007年には200、2008年に500、2009年には1000と、若干アバウトながらもインパクトのあるグラフが紹介されます。その理由として、「ゆるキャラは人気タレントのような出演料は一切かかりません。しかも、急な出演やキャンセルも作った側のキャンセルに合わせやすい、手軽さが一気に数を増やした理由かもしれません」とちょっと語弊のある感じの説明が。

続いては、ゆるキャラ製作工場ゴーゴープロダクション(東京都武蔵野市)が登場。300体以上のキャラを作ってきたこの工場も大忙しだそうです。ここではキャラの着ぐるみ制作過程を【ピコロ】(北海道滝上町)を例にとって紹介。クライアントのイメージを聞き、キャラクター化、その後デザインを始めてから1ヶ月ほどで完成。1体50万円ほどだそうです。そして二村直範社長に「問い合わせが多いのはどこ?」と質問すると、埼玉県との答えが。

というわけで、当サイトでも以前お伝えしましたが、全市町村にキャラクターを作るという埼玉県のゆるキャラ政策の紹介に。ここで埼玉県民に街頭アンケートを行うと、「ややこしいから1つにまとめて欲しい」など賛否両論。結局、賛成60、反対37、どちらでもないが7という結果。その感想を埼玉県の上田清司知事に話を聞くと、「あ〜よかった」と。ゆるキャラを増やす理由としては、それぞれの市町村の特産物を説明抜きで一瞬にしてアピールできる、コミュニケーションのツールとしてとても大事だと思っているとの事。あ、もちろんここで【コバトン】も登場しましたよ。

続いて、ニュースでも多数取り上げられた埼玉B級後当地グルメ王決定戦の会場に。そこには人気のあまり警備員にガードされ移動するキャラたちと、ゆるキャラを見に訪れた沢山のファンの姿が。「警備は良くないですね」との羽鳥アナの突っ込みも入りました。どうも埼玉県北本市の名産品トマトをモチーフにしたキャラ【とまちゃん】が人気らしいです。ちょっとだけとまちゃんの紹介カットがあったのですが、ダンスがうまいみたいです。

ここまででVTRは終了。スタジオになり、西尾&羽鳥キャスターが親近感が沸くキャラクターとして、北海道札幌市の円山動物園の【マルヤマン】が登場。お約束の「シーク・イン」が披露されました。


というわけで、全国的に取材した密度の濃い内容の10分間でした。

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Text by 内田 勉