http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100823/lcl1008231422003-n1.htm

以前、当ニュースでも「ひこにゃん」7月から有料! ほかのキャラも続々有料化?(滋賀県)という記事で、ひこにゃんグッズ類の販売の際に商標使用料が請求されるようになる事をお伝えしましたが、実際に有料化が始まってみたら、グッズの販売申請件数が激減してしまったそうなのです。

産経新聞(2010年8月23日付)によると、去年のひこにゃんグッズの売上は推定8億円。使用料は売上の3%なので、2400万円の使用料が市に入ってくる計算だったそうですが、有料化前は約280件あった使用申請が、約100件にとどまっていて、商品数も約1030点から約570点と半分近く減ってしまったそうなのです。

たった3%でそんなに減ってしまうものなのかな? と疑問に思ったら、別のところに要因があったようです。
使用料は、業者が市に申請してから2週間以内に徴収するため、担当の市総務課は「販売が軌道に乗るまで業者の負担が大きくなり、慎重になっているのではないか。昨年同様の売り上げは難しいだろう」と分析。負担増に悲鳴を上げた業者が生産をやめたり、商品を値上げしたりする動きも出ているという。(同紙)
彦根市のWebサイトなども参考にすると、要するに商品を製造する段階で使用料を徴収されるため、実際に商品が売れて入金されるよりもかなり前の段階で市に使用料を納めるのがネックになっているようなのです。3%といえども、キャッシュフローに影響が出てしまうわけですね。

P1060404_ひこにゃん縫いぐるみ


この件に関しては、テレビ朝日系列の情報番組「スーパーモーニング」(2010年8月25日放送)でも取り上げていて、ひこにゃんグッズを販売する業者も取材していました。

同番組によると、株式会社ベースワンでは「去年のグッズの売上は約1億5千万円。小売価格の3%はキツイが、有償化で競合が減り助かる」と、有償化を歓迎する意向。1億5千万円の3%だと、450万円になりますので、小さくはない金額ですね。

もう1社トラヤ商事株式会社の方は「市が有償化を決めたなら受け入れる。これからも新しいひこにゃん製品を開発し続ける」という答えでした。

個人的には3%の使用料で撤退してしまうのだったら「ブームにただ乗りしていた」と言われてもしかたないような気がします。みなさんはこの騒動、どう思いますか?


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Text by 内田 勉