所沢を中心に活躍している人気コーラスグループ「JULEPS」による、秋の感謝祭が2010年9月23日、所沢航空公園野外ステージで開かれました。

JULEPSは、男性3人のヴォーカル(松山優太・有尾文也・岡直樹)と、女性のピアニスト(佐藤めぐみ)からなるグループ。7年前に所沢で結成されました。

2005年に自主制作した「蕾〜つぼみ〜」が地元でヒット。2007年に秋元康氏に才能を見いだされ、アルバム「旅立つ日」(アニメ「象の背中」テーマソング)で、メジャーデビューを果たしました。その後、CMソングや、アニメ「ヤッターマン」のエンディングテーマなどを担当。最近では、CD「WING OF LOVE」も発売されました。透明感のある伸びやかな歌声と、優しいピアノの音色で、老若男女、誰からも愛されています。

学校行事や地域のイベントにも引っ張りだこで、所沢の観光大使もつとめていて、地元の人にとっては、「わがまちの人気アイドル」という感じです。

みなさんも、この素敵なハーモニーを、ぜひ一度聞いてみて下さい!

【JULEPS】
http://www.universal-music.co.jp/universalj/artist/juleps/biography.php



さて、このJULEPSが、地元の皆さんに、感謝の思いを込めて楽しいひとときをお届けするイベントが、「秋の感謝祭」です。当日は、地元の名産品の屋台や、バルーンアートなども加わり、ファンの皆さんは、お祭りムードを楽しんでいました。

……と、思っていたら、なんと舞台に突然、侵入者が現れました。

?悪者登場

「やいおまえら、なーにが、秋の感謝祭だ! こんなイベント、潰してやるわ。おーっと、俺様は、この緑豊かな所沢の支配を企てている、ヘダラー軍団のハクビシーンJrさ。所沢の畑を食い荒らすハクビシンに、ヘダラー軍団の悪の魂が宿ったものだ。ふん、感謝祭がなんだ。所沢なんて、しょせん東京のベッドタウンに過ぎないんだ。そうだろう? 半端に郷土愛なんか出されたら、俺たちの所沢侵略計画がやりにくくなっちまうだろうが」

?マリア・カーラス

「カーッカカッカ。私は所沢インター周辺に増殖するカラスに、ヘダラー将軍様の魂が吹きこまれた、魔女のマダム・カーラスよ。この所沢で馬鹿な人間どもを支配してやるわ。さあ、さあ! さっさと財産をよこすのよ!」

大変です。このままでは、悪者ヘダラー軍団に所沢が支配されてしまいます。誰か助けて!

するとそこへ…

?トコロザワン登場

?トコロザワン(アップ)

「待て! ヘダラー軍団。俺が相手だ!」
所沢の平和を守る航空戦士、【トコロザワン】の登場です!

「なんだと! トコロザワン。邪魔しやがって。よし、かかってこい」

?ハクビシーンとの戦い

「うわっ、とりゃーっ!!」

子どもたちから「トコロザワン、がんばれー!!」と声援が。
がんばれ、所沢の平和を守るために。

?ハクビシーン倒れる

「や、やられたー」
「まいったか。いいか、みんな。所沢はいいところなんだ。名産品のダンゴやうどん、それにサトイモだってある」

「何よ、トコロザワン。急にご当地ヒーローみたいなことを言って。ま、今回はあなたの力を認めてやってもいいわ、トコロザワン。でもわがヘダラー軍団は、これで終わりってわけじゃないわ。
お前が今戦った相手をよく見るがいい。さあ、その黒い服を着た、ヘダラー戦闘員のマスクを脱がせるのよ」

なんと、マスクを脱がせると、そこに現れたのは、JULEPSコンサートのスタッフでした。

マダム・カーラスの邪悪な魔法によって、スタッフが洗脳されて、ヘダラー戦闘員の一員にされていたのです。

「馬鹿なトコロザワン。それでも戦えるっていうの」

「ちくしょう、マダム・カーラスめ、汚いことしやがって」

?戦えなくなったトコロザワン

そこへ、ヘダラー軍団を率いる、ヘダラー総統が。

「分かったか、トコロザワン。これでお前もおしまいだな。
さあ、こいつを捕まえて、秋草学園の女子高生のみなさんの前で、
パンツと靴下だけにして、さらしものにしてやれ」

?ヘダラー登場

ところが……。
「大変です、ヘダラー様、トコロザワンのやつが、いなくなりました」
「なんだと! てめえら、へだらこきよって」
(所沢弁で、「くだらないこと言いやがって」の意味)

トコロザワンがどこかに消えてしまいました! どこに行ったのでしょう?

……と、そこへ。

?松山さん登場

「イテテテテ……」

あれっ? あなたはJULEPSのリーダー、松山優太さん? こんなところでいったい、何をしているの?ケガまでして。

「みんな、ごめん。ヘダラー軍団をやっつけることができなくて……」

どうして松山さんが謝るの?

もしかして、松山さん、あなた、本当は……!!

「ごめん。今まで黙っていて。じつは、トコロザワンの正体は、俺、松山優太だったんだ」

えーっ!!

?トコロザワンの正体

「ある朝、起きたら不思議な力が宿ってしまい、それで俺、トコロザワンになってしまったんだ」

本当に、あなたがトコロザワンだったの?

「ああ、本当だ」

?ヘダラー対松山

「今の話、聞いたぞ、松山優太。お前がトコロザワンの正体だったとはな。なんだよ、松山。ちくしょう、お前ばっかり、イケメンで歌がうまくて、モテモテで、そのうえトコロザワンだったなんて、許せねえぞ!」

突然ヘダラー軍団に囲まれた松山さん、危ない!!

12 松山さんがんばれ

「よし、ヘダラー軍団、この俺が相手だ」

トリャーッ!!
トオ〜ッ!!

松山さん、すご〜い!! ヘダラー軍団を相手に、素手で戦っています。会場のファンの皆さんからの声援も、どんどん大きくなっています。がんばれ、松山さん!!

13  松山さん力尽きる

でも、さすがに強い松山さんでも、このままでは戦いきれません。

松山さんがトコロザワンに変身するためには、みんなの応援が必要なんです。

みんな、松山さんをもっと応援して!!
がんばれ!!
がんばれ!!

……すると、

14 トコロザワン再登場

なんと、みんなのおかげで、松山さんのパワーが回復し、トコロザワンに変身することができました!!

15  トコロザワン再び

16 トコロザワンとハクビシーン

トコロザワン、強い!!
がんばれ、トコロザワン!!
あっというまに、ヘダラー軍団を蹴散らしていきました。

18 話がある

「おのれ、トコロザワンめ。今日のところは引き返すが、この次は必ず倒すからな。覚えておけよ」

こうしてトコロザワンのおかげで、所沢に再び平和が戻ってきました。よかったね、みんな。

19 決めポーズ

「じゃあ、みんな。これからも、応援ヨロシクたのむ!! みんな、所沢を愛せよ。バイバ〜イ♪」

20  バイバイ


航空戦士トコロザワン、お楽しみいただけましたか?

所沢では、100年前の明治43年に、日本で初めて飛行機が飛びました。航空発祥100周年を記念して誕生したのが、トコロザワンです。所沢商工会議所青年部のホームページで、詳しく紹介されています。


それにしても、トコロザワンの正体が松山優太さんだったとは。取材した私も、オドロキました。

郷土愛に満ちていて、熱血漢で、かっこいい「トコロザワン」。松山さんのイメージに、ぴったりですね!そして、松山さんのアクション、本当にお見事でした。

大人でも十分に楽しめるトコロザワンの世界。これからも応援していきましょう。では、みんな、また今度。バイバ〜イ。

※所沢のまちづくり活性化拠点施設「所沢町造商店」では、JULEPS展を開催しています。10月15日〜11月10日まで。

【関連情報】野老澤町造商店ブログ

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Text&Photo by 滝 玲