http://www.saga-s.co.jp/news/ronsetu.0.1763918.article.html

唐ワンくん】が、とうとう新聞の社説に登場しました。新聞の社説というと、政治や経済の話など「おカタイ」印象がありますが、唐ワンくんはどのように取り上げているのでしょうか?

唐ワンくんを社説(論説)で取り上げたのは、地元の佐賀新聞(2010年11月12日付)。タイトルは「ゆるキャラブーム たかが、されどの波及効果」。書いたのは、吉木正彦さん(@presssa)。デジタル編集部の部長さんのようです。

この中で唐ワンくんは、先月行われたゆるキャラの人気投票「ゆるキャラグランプリ」で2位に選ばれ、月末まで10件以上の行事に参加する、まさに引っ張りだこの人気者になっていると紹介されています。

さらに、
「唐ワンくん」は唐津市の委託を受けたNPO法人、子育て支援情報センターが「徹底活用事業」を展開し、小学校の運動会や朝のあいさつ運動、交通安全運動 にも出掛けている。市民生活にとけ込む中で「普段ほとんど会話をしない子どもと、唐ワンくんの話題をきっかけに話すようになった」という声も届いた。(同紙)

と、意外な効用? も紹介しています。

また、脳科学者の養老孟司さんの話として、
日本は暗黙のうちに同質性を求める社会であり、人との違いは目立ち、逆にキャラが立ちやすい社会だという。さらに「ひこにゃん」「ポニョ」を例に、言いやすく何となくかわいいことが、音の響きを心地よく感じる脳のある部分を刺激すると読み解く。(同)
ゆるキャラの名前の「音の響き」が脳に心地よい刺激を与えると紹介。なんだかすごい持ち上げっぷりです。

それだけに、ゆるキャラに色々期待している部分があるらしく、
単なるブームに乗った話題づくりではもったいない。行政の垣根を取り払い、多くの市民が応援団としてかかわるまちづくりのシンボルにする。そういう存在であってこその「公的ゆるキャラ」だろう。(同)
ちょっと聞きなれない「公的ゆるキャラ」という言葉が出てきました。

元々各自治体などが作ったゆる〜いキャラクターの事を「ゆるキャラ」とみうらじゅんさんが名づけた訳ですから、いまさらお役所が作っただけで「公的」というのもなんとなくヘンな気はします。でも、それだけ熱い期待が寄せられている、注目が集まっているという事でしょうか。

いずれにしても、筆者は新聞の社説にこういう話題が取り上げられる日がくるとは思ってもみませんでした。この調子で行けば、そう遠くない将来、国会でもゆるキャラを巡っての論戦が繰り広げられたり、仕分けで紛糾したりする事があるのかもしれませんね。


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Text by 内田 勉