──世の中には、「自分に似た人間が3人いる」というように、キャラクターにも「似たキャラクターが3体」というのが、あるのかもしれない。

「ナリ」の語尾が可愛い、弘前市上土手町振興組合の妖精【ドッピー君】。
鳳凰をモチーフとし、背中には翼、お腹には上土手町の町印の三つ巴があり、まぶしい黄色がトレードマークのキャラクターだ。
ブログは、主に上土手町商店街を中心とした弘前市のイベント情報や、イベント参加日記、上土手町の日常や、ドッピー君の家庭菜園、ドッピー君の気になるカップラーメン等々、なかなか多岐に渡る話題でクセになる。ジワジワとアクセス数も増え、イベントでも「ブログのファンです」と声を掛けられる等、商店街の枠を越えた人気者となりつつある。

このドッピー君、今気になるキャラクターがいるという。先日、友人から「ゆるキャラまつりin彦根」の公式ガイドブックと、とあるキャラクターのマスコットをもらったと言うのだが……
「このマスコットをもらった時、ドッピーのマスコットを作ってもらったんだと思ったナリ。でも色数が足りないし、アレレと思ったらドッピーじゃなかったナリ!アジャパーナリ!」と、ドッピー君は大興奮。

そのドッピー君じゃなかったというキャラクターというのは、「のじぎく国体」で誕生した兵庫県マスコットの【はばタン】。阪神・淡路大震災から復興する兵庫の姿をイメージに、元気に羽ばたくフェニックス(不死鳥)をモチーフとしたキャラクターだ。


ドッピーとはばタン比較2
(左がドッピー君、右がはばタン。)

ドッピー君は鳳凰、はばタンはフェニックス。鳳凰とフェニックスは、解釈の違いはあれ、同一視されるものである。
はばタンの体の色も、ドッピー君と同じくまぶしい黄色。
もちろん、全く違うキャラクターであるのは理解出来るのだが、まるで兄弟のようにそっくりなのだ。


ドッピーとはばタン比較


ドッピー君は、そっくりなキャラクターがいるというので、兵庫県に親近感が沸いたという。マスコットをもらった瞬間に、はばタンのホームページにアクセス。日本地図を見ながら「遠いナリ…でもここに、はばタンがいるナリね」と、兵庫に思いをはせていたのだとか。

そっくりでライバルになるかとの問いには、「県のキャラクターと商店街のキャラクターという事で、ちょっぴりはばタンが雲の上の存在に思えるナリ。ライバルだなんて、とんでもないナリ!一緒に何か協力しあえたら、ご当地キャラファンの人にも喜んでもらえそうナリ。仲良くなりたいナリ」と、友好的な姿勢である。


ドッピーとはばタン
(はばタンマスコットを嬉しそうに持つドッピー君。)

はばタンにも、ドッピー君について聞いてみたところ「僕と似てるキャラクターがいるって聞いて、びっくりタン!写真を見たけど、似てるかな…?誰かに似ていると言われるのは、初めてなのでちょっと恥ずかしいよ。」と、似ているかどうかは、自分ではわからない様子だが、悪い気はしていないようだ。


イベント中のはばタン
(イベント中のはばタン)

また、「青森には僕、行ったこと無いんだけど、ドッピーくんのブログを見たら、イベントがたくさんあってとっても楽しそう!ちなみに僕もフェイスブックで、兵庫のイベント紹介をしてるから、ぜひみてほしいタン!これから仲良くなれたらうれしいタン!」と、はばタンからもドッピー君との友情への期待が感じられる。

この「そっくり」が縁で、両者に友情はもちろん、青森と兵庫に交流が生まれるのを期待したいところだ。


ねぷたとドッピーはばタン
(ドッピー君撮影・ミニねぷたに仲良く乗る、ドッピー君とはばタン。)

【関連情報】弘前上土手町ドッピー君のブログ
【関連情報】はばタンホームページ

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Text by 近藤 玲子