「稲垣吾郎さんはどこか松田優作さん連想させる」と記者の指摘も映画「ばるぼら「手塚眞監督が、日本外国特派員協会で会見| SPICE – エンターテイメント特化した情報メディアスパイス

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11月17日(火)映画「ばるぼら」の手塚眞監督が、日本外国特派員協会では、この作品の上映Q&Aに登壇した。また、会場では、この作品が、イタリアファンタ系映画祭「ファンタフェスティバル」で最優秀作品賞を受賞ししたと発表されている。

「ばるぼら」は、1970年代に「ビッグコミック」(小学館)に連載されていた手塚治虫の漫画。愛とミステリー芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなどを描き、手塚作品の中でも、大人の問題作されてきたタイトルである。手塚治虫生誕90周年を記念して、初めて実写映画化される。劇中では耽美主義者の小説家・美倉洋介が自堕落な生活の少女バルボと出会い、彼女をミューズに新しい作品を作ってし堕ちていく姿を描く。メガホンを握ったのは、原作者・手塚治虫の実子である手塚眞監督。撮影監督を「ブエノスアイレス」などの王家衛作品で知られているクリストファー・ドイルが務めている。また、異常性欲に悩まされている小説家美倉ヨスケウル稲垣吾郎が美倉のミューズとなるバルボを二階堂ふみがそれぞれ演じている。

監督Tezuka Q&A

映画「ばるぼら「手塚眞監督、日本外国特派員協会で

今日は新作映画「ばるぼら」を見に来てくれてありがとうございます。ファンタフェスティバルで最優秀作品賞を受けました。この作品に最初の賞にそれ、イタリア、しかも素晴らしい系の映画祭ということが非常にうれしいです。これは、 “バカ”と呼ばれる私の過去の作品もヴェネツィア国際映画祭に招待された後、多くのイタリアの映画祭に招待されている愛着があります。イタリアにはフェリーニ監督をはじめ、非常に芸術的美学を持つ監督がたくさんいらっしゃるところでそのような監督の美学で学び育った人が、日本国内の作品に似て美学を感じていただいているのがとても嬉しいです。今日報告を受けたこの作品は、非常に素晴らしい内容の作品です。それは、これらの素晴らしい系の映画祭で目の肥えた方に選ばれたことをまた嬉しいです。やはり受賞するのは非常に励みになりますので、今後作品制作を頑張っていきたいと思います。

– ビジュアルについて質問したが、1960年代のヌーベルバーグ的な感じがしましたし、主演の稲垣吾郎さんはどこか松田優作さん連想させる感じがありましたが、視覚と芸術について教えてくださいください。

原作は1970年代初頭に描かれた私の父の漫画をもとにしています。 しかし、この70年代をリアルに再現することは、最初から考えていません。 これは、より一般的な内容を扱っているので、いつの時代もいいような時代を思いました。 ただし、おそらく漫画持っているレトロチックなイメージは、この作品の中でも、大きな要素だなどと思ったので、ちょっと前の時代に戻った画像があっても良いのではないかと思いました。 写っているのは、現代の東京の姿だが、その味に時代を超越したような時代を戻ってきたかのような調味料をしているのは事実です。 特にそれを感じられる音楽の使用ではないかと思います。 50年代から60年代あたりジャズ音楽のニュアンスを多く取り入れたので、デジャヴの感覚の作品になっていると思います。 私は映画の勉強をしてきたことが、60年代から80年代の時代なので、その時代に見た映画の印象や得た知識が自然にこの映画の中で表現されていると思います。

出演者している俳優に関して言えば、自分の出演作を見て、自分が合っ演技スタイルを持った俳優たちだと思って、彼らにお願いしました。

– 今回の作品が海外の印象で、カメラワークのディテールとジャズ挿入する方法も世界を受けた感じがしました。 手塚治虫の元和風日本的だった原作をどのように準備して解釈したのか教えてください。

私は手塚治虫の漫画をよく知っていると思いますが、手塚治虫の漫画自体は、日本が舞台となっていたとしても、非常にインターナショナル漫画だと思います。 手塚治虫の漫画はいつどの国で映画になってもおかしくないと思いますが、逆に私自身は、日本の表現、日本の映画ということにこだわりを持っています。 もちろん私は日本で生まれ、日本で育ったので、自分が表現しているのが自然、日本の表現されていいと思いますが、この映画を企画する際に、海外の映画にしませんかというアイデアもいただきました。 例プラハ近くを舞台に与える良いではないかという話もありましたが、逆に私は東京の新宿で撮るのが面白いのではないかと思いました。 このようにして、いつも日本人である私たちが認識しない、東京の楽しさを表現することができると考えており、ストーリーや登場人物の行動に関係する日本人の概念が外国で作るとは異なる内容で作成することができるではないかと思ったので、日本で撮影しました。 海外の写真家を起用したのは、日本を表現しながら、日本人が認識されない利点を出そうとしたからです。

– 作品を見て破壊と再生のテーマを受けました。 この映画を撮っているときと、今の世界の状況は多く異なりますが、コロナ世界が変わっていくの両方が先の見えないこの時代にこの映画を上映していくことに盛る考えや願いがあれば教えてください。

この映画を先に考えるとき、これは「関係」の映画だと思いました。 たとえば、人間同士や人間と都市、人間とその行為は関係です。 その関係の中で私が最も強く表現したかったのは、「エロティシズム」です。 それは二人が直接皮膚に接触皮膚と皮膚に接し、互いに、同じ関係では言葉や理論を超越した人間の関係だと思います。 あいにく今、世界中コロナの影響でそのような関係が崩れています。 人間同士が直接接触するのが難しい時代になっていますが、従ってそのような関係が大切であることを続けていると思います。

そして今、すべてがデジタル化されており、コン表示からとネットワークを介してのみ人と会うことが行われている現状に小さな抵抗をしたいと思いました。

– お父様の作品を映画化したものですが、どのように忠実に、あるいは反抗描かれたのか、そのバランスと意図について教えてください。 (劇作家)黒沢久子さんと再創造する上でどのようにアクセスしたのか教えてください。

原作は何十回読んでいて、ほとんどの内容を記憶しています。 その上で、あまりにも原作を気にせず、自然に作ってみようしました。 そして、元の漫画の中にも素晴らしいシーンがありますが、自分の好きなシーンが多いので、そこ作ってとても楽しかったです。 この映画に参加した出演者やスタッフも漫画が好きだった。 別明確なビジョンを決定してしまうのではなく、それらに仕事を任せてみようと思いました。 どのように演技したり、再作成されていくかということに興味があったからです。 見ていると面白い方向にあなたが仕事をしていたので、私は他の整理だけで良かったということです。

– 日本映画を意識して作られたましたが、それは原作に遡れば「ホフマン物語」からインスピレーションとニーチェの言葉を引用しなど、世界的な要素が含まれていると思います。 これらの作家性の強い作品を日本で作るにおけるドイツと英国の会社との国際共同制作場合難しい現象があるのでしょうか?

もちろん、現在、日本でも独立映画は作られていますが、日本人はもっと海外の才能と組んで仕事をする必要がありだと思います。 映画は、国際的なことですが、様々な要素が混ざっていくことは、映画に重要なことだと考えています。 歴史的にも日本は世界の多くの文化が融合して完成されています。 海外の要素が高いのは、逆に、日本的なもののようなものがないかと思います。 そのように考えている私たちの文化をさらに世界の人々よく見知らせるために海外にサポートしていただくことも重要だと思います。

今後も海外の素晴らしい映画業界の方々と一緒に「日本映画」を作っていくことだと思います。

「ばるぼら」は、11月20日(金)からシネマート新宿、ユーロスペースほか全国公開。

作品情報

映画「ばるぼら “

(2019年/ 100分/カラー)

稲垣吾郎二階堂ふみ

渋川キヨヒコ石橋静河南大谷亮介ISSAY片山萌美/渡辺えり

監督・編集:手塚眞

撮影監督クリストファー・ドイル/蔡高比

原作:手塚治虫脚本:黒澤久子プロデュース:鼻俊介プロデューサー:アダムトレル姫田真也

美術監督:磯見俊裕扮装監督:書く勲

発行元:今フル

配給:イオンエンターテイメント

映倫区分:R15 +

(C)2019「ばるぼら」製作委員会

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Shiraki Emiko

「認定されたツイッターバフ。フリーランスのゲーマー。内向的。プロのクリエーター。憤慨するほど謙虚な探検家。フードアドボケイト。」

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