【ワシントン=岩田仲弘]米大統領選挙まで1ヶ月になった3日、トランプ大統領は、入院中の病院での予備選挙復帰に意欲を見せた。 一方、自ら「最後の数日間は節目」と率直に明らかにした。 専属医師団の説明があいまいで混乱を招くしたため、事態収拾を図ろうとしたと思われるが、健康状態に疑問はさらに広がっている。
「米国を再び偉大なことを仕上げなければならないので、早く選挙戦に戻ることを期待している」
トランプは3日夜、Twitterにアップロードした動画でこう訴えた。 先月29日に候補討論会の時より少しやつれたように見えますが、話しぶりはしっかりしている。
投稿前容体をめぐる専属医師団の説明が混乱を招いた。 コンリー医師は会見で、「大統領は非常に健康である」「(健康状態)の改善が見られ、非常に嬉しい」と語ったが、酸素の有無についての質問には、「今日はしない」などと言葉を濁した続けた。
コンリー氏はまた、感染バルガクヌン「72時間」とも呼ば指摘した。 計算すると、感染は先月30日になる。 トランプはこの日、中西部ミネソタ州で支持者の集まりをして1日には東部ニュージャージー州からの資金調達パーティーを実施している。
医師団は、これまでの感染を確認したのは1日の夕方と説明した。 トランプ自らTwitterで感染を報告したのは2日未明だった。 「72時間」が事実なら、感染の危険を冒して選挙活動を強行したものである。
別の医師はトランプの未承認薬の投与も「48時間」と指摘した。 コンリー氏の発表より1日前に投与される。
コンリー氏は3日夜に発表内容を訂正したが、楽観やあいまいな説明を繰り返しただけではなく疑問をもたらした。
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