新型コロナウイルスの感染拡大に交通量が少なくなり、全国的に交通事故が激減する中で、東京都内で死亡事故が増えている。 21日現在、前年同期比23人増の151人が死亡し、愛知県(150人)を抜いてワースト1位。 このまま東京都が年間ワースト1位であれば、1967(昭和42)年以降、53年ぶりである。 (佐藤大)
◆事故件数、負傷者数は大幅に減少し
警視庁によると、21日現在、都内の事故件数は2万4766件(前年同期比4862件減少)。 負傷者数は2万7857人(この5873人減少)。 一緒に大幅に減少する一方で、死亡者数はむしろ増加している。
特に目立つのがバイクとミニバイクの乗馬中の事故による死亡者で、前年同期比14人増の40人にのぼる。 コロナ災害で「密度」を回避しようとバイクなどの免許を取得したり、紙のドライバが久しぶりに乗る場合が増えている。 また、通行量が減少速度が出やすく、致命的な事故が増加したと見ることができる。
年間ワースト1位だった67年の死亡者は749人。 過去10年は最悪2-8位推移昨年133人で千葉県、愛知県、北海道、兵庫県に次いでワースト5位だった。
警視庁は、コロナ流行に春と秋の交通安全運動期間に啓発イベントを開催していなかった影響もあると思う。 運輸省関係者は「目の前で交通安全を訴えず苦しい交通安全意識の低下につながっている」と懸念する。
都内では16〜19日の7件から7人が死亡した。 警視庁は20日から応急対策として、各先と交通機動隊が街頭活動を展開している。
◆都道府県別ワースト5(21日現在)
①東京都151人
②愛知県150人
③北海道142人
④神奈川県133人
⑤千葉県124人
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