オールシーズン2年契約の最後の年の西武辻発彦監督(61)がシーズン再任する3日、濃厚となった。 複数の関係者の話を総合すると球団は就任5年目となる来季もチームを投入方向で調整していることが分かった。 リーグ3連覇を掲げた今季は現在4位に低迷。 ロッテに逆転負け、同日自力優勝の可能性が消滅したが、昨シーズンまで2年連続リーグVに導いた手腕を高く評価している。 再任されると、球団は08〜13年までの6年間、チームを率いた渡辺久信監督(現GM)以降の長期政権になる。 今後正式就任要請を含む動き出しそうだ。
◇◇◇
「連勝西武」の構築に球団が水面下で方向性を提示した。辻監督に21年のシーズンにもチームを投入方向に調整します。今後、正式要請を経て、シーズン終了後に正式に契約を更新する見通しだ。この日、自力優勝の可能性は消滅したが、5年目となる来季のための基本軸固めたという。
就任4年間の実績と手腕が評価された。 3年連続Bクラスで迎えた17年に就任し、初年度2位躍進。 翌年から2年連続で12球団最多得点打線でリーグ2連覇を達成した。 3連覇を目指した今季は、2年連続本塁打王の山川昨シーズンリーグMVP首位打者の森の不振に加え、レギュラークラスの負傷者が続出したことが影響を誇る打線が影をひそめた。 レギュラーをほぼ固定した過去2年に比べて若い世代交代しながら試行錯誤が続いた。
今季はコロナ災害で開幕が大幅に遅れ異例の季節。 各球団同じ条件とはいえ、監督の手腕とは、他の外部要因もチームの戦力に影響を及ぼした。 正式要求に対して辻監督も合格に支障はないと思われる。 5年という長期政権は球団の期待と信頼の証でもある。 今後正式就任要請を含む全面現場が一体となって岩新しい体制の構築に入る。
この日ロッテ前後同監督は、自力優勝の可能性が消滅したことについて、「こちらは全くそのようなことを気にしなかった。そして、すべて勝つつもりで買います。どのようになるか分からない」と奇跡を信じて、残りの31試合がシーズンに集中して戦っていく覚悟を示した。
+ There are no comments
Add yours