2020/11/01 17:23ウェザーニュース
空気が澄んで、更にきれいに輝く星空を楽しむことができる季節が来ました。
11月には、流星群が2つ出現し、多くの惑星と月の接近も見ることができます。 早朝や夜は冷えるので、暖かく天体観測を楽しむことができます。
牡牛座流星群は、「北群」と「南くん」の2種類が毎年10月中旬〜11月中旬頃に出現します。 12日(木)に活動の極大化を迎えるのは「北群」の方が、出てくるのピークは非常に緩やかので出現期間中の天気の良い日には、夜空を見上げてみてください。
両群を合算して1時間当たり最大10個程度の小さな流星群が、火の玉の割合が高いため、明るい流星を見ることができるかもしれません。 暖かい服でゆったりと油性観測を楽しむことができます。
次のアプローチは、12月13日(日)です。
水星は11月11日(水)に西側最大伸長になるので、この日の前後数日の日の出の前に東の低空で簡単に見ることができます。 水性を見る機会なので、早起きして下さい。
今回月光の影響ではなく、空の条件が良いところで時間5〜10個程度の流星が出現します。 夜から夜明けは肌寒いので暖かい服に油性観測を楽しむことができます。
19日(木)には、薄い月が木星と土星に接近します。 幻想的な行く月が明るい木星や土星と隣接する美しい姿を楽しむことができます。
次のアプローチは、12月17日(木)です。
最接近時に比べて明るさは少し離れているが、十分に明るく光ります。 日没後南東方向を見上げると、最も目につきました。
25日(水)〜26日(木)までサンヒョン過ぎの月が火星にアクセスします。 月に劣らず輝く火星の公演を楽しむことができます。
次のアプローチは、12月23日(水)〜24日(木)です。
米国の先住民は、季節を把握するために、各月の見える満月に名前を付けていました。 11月には、ネイティブアメリカンがビーバーをとる罠をかける時期という説とビーバーが冬のためのダム制作を開始する時間という二つの説がでビーバーと名付けられたとか。 同じまるい月にも季節感が感じられますね。
「天文年鑑(2020)「チェンブンタンシンコシャー
「月刊星ナビ」アストロアーツ
国立天文台「星空情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
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