「米国史上最も多様性のある政権の目標 “バイデン内閣有力候補に女性並ん:東京新聞TOKYO Web

ミシェル後ノイ元米国防総省次官(米国シンクタンク新米国安全保障センターのホームページから)=共同

ミシェル後ノイ元米国防総省次官(米国シンクタンク新米国安全保障センターのホームページから)=共同

【ワシントン=金杉隆夫】米国大統領選挙は13日、50州とワシントンDCの結果が出そろい勝利した民主党のバイデン前副大統領(77)は、新政府の閣僚人事準備を本格化している。 初の女性副大統領候補に指名されたハリス上院議員(56)だけでなく、「米国の歴史の中で最も多様性がある政権」を目指していると言って、重要な大臣有力な候補に女性の名前が並んでいる。

◆黒人、LGBT …上院の承認がカギ

「アメリカを代表する(多様性のある)政権にしたい」。 バイデン氏は7日、勝利演説で、女性や人種少数(マイノリティ)を積極的に登用する考えを表明した。

新しい閣僚のうち、米国のマスコミの予想が最も多いのが国防長官挨拶。 オバマ前政権で国防次官だったミシェル・フローノイ氏(59)が有力視される。 就任すれば、第二次大戦後の同ポスト以来初の女性大臣になる。

ライス=ロイター共同

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外交を担当国務長官は、多数の名前が出ているが前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)のスーザン・ライス氏(55)も有力候補の一人。 しかし、ライスは、オバマ前政権当時は大衆重視で、日本に冷淡だったという懸念も指摘されている。

経済の調整役の財務大臣の本名と思われることがラエル・ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事(58)である。 司法長官は、サリー・イェーツ前法務長官代行(60)が検討されている9日ロイター通信が報じた。

ブレードやデ氏=ロイター共同

ブレードやデ氏=ロイター共同

さらに、副大統領候補にも挙がった中南米系のルハンそれほどサイアムニューメキシコ州知事(61)アジア系ダックワース上院議員(52)黒バス下院議員(67)などの非白人女性の立脚も取り上げられている。

左派民主党の大統領候補の選択で一時トップに立ったウォーレン上院議員(71)の起用を期待する声が高い。

ウォーレン=ロイター共同

ウォーレン=ロイター共同

LGBT(性的マイノリティ)は、やはり大統領候補の選択に健闘ゲイを公表している中西部インディアナ州サウスベンド前市長、戦利品製紙さん(38)の国連大使など登用が指摘されている。

しかし、問題は、「上院の壁」である。長官就任は、上院の承認が必要である。民主党は大統領選挙の時、3分の1が改善された上院選挙(定数100)の過半数奪還を目指したが振るわなかった。

投票同数の場合副大統領になるハリスが上院議長を兼任して決裁投票のために民主党は半分の50席で主導権を握ることができますが、現在は48席停止。 残りの2議席は年初の決選投票で決定共和党が過半数を維持するとの見方が出ている。

もし共和党が徹底的に反対するバイデン氏の構想実現に暗雲が漂う。


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Omori Yoshiaki

ミュージックホリック。フードエバンジェリスト。学生。認定エクスプローラー。受賞歴のあるウェブエキスパート。」

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