カジノをテーマにした映画トップ5

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ハリウッド名作のカジノ 日本映画のヒット作品、カジノを題材にした映画は実に多くあります。とてもエキサイトで、ワクワクし、カジノの世界に引き込まれていくものばかり。それと同時に忘れてはならないのが、ギャンブル映画は歴史をつくり、カジノ業界全体を変え、そして新たなカルチャーを創ってきたということ。

映画ファンならもちろん、ギャンブルファンやカジノにハマっている人にも一度は見てほしい、洋画と邦画のカジノ映画を5本ご紹介します!

カジノ・ロワイヤル (2006)

カジノ ロワイヤルは、1973年にジェームズ・ボンド シリーズとしてオリジナル映画が公開され、2006年にダニエル・クレイグ主演でリメイク版が公開されました。マーティン・キャンベルが監督をつとめ、ボンドファンにとっても他に類を見ない程の名作と称される作品です。カジノ・ロワイヤルは、ジェームズ・ボンドの世界で非常に重要なタイトルとなっています。

悪名高い銀行家で、世界で最も危険なテロリストの親友であるル・シッフルは、モンテネグロで開催されたテキサス ホールデムのゲームに参加していました。そこに登場するジェームズ・ボンドと外国人エージェントのベスパー・リンド。彼らの目的は、ル・シッフルが勝利してお金を持ち去るのを阻止すること。しかし、ル・シッフルは相当のヤリ手。ボンドは、国際的な安全保障が損なわれないようにするために、彼の人生で最高のポーカー ゲームをプレイしなくてはいけません。果たしてボンドの運命は・・・

この映画は、スリリングな戦いやリスク、巧妙な言葉遊び、セクシーシーンまで、まさにジェームズ・ボンドのど真ん中をいく映画と言える作品です。ヒット作ばかりのジェームズ・ボンド シリーズの中でも絶賛されるだけありますね。その中でも特に、モンテカルロ カジノでのポーカー シーンは、見逃し厳禁です。

オーシャンズ イレブン (2001)

オリジナルは1960年に最初に公開され、この当時すでに大成功を収めていました。2001年にスティーブン・ソダーバーグが監督を務めリメイク版として公開されました。ジョージ・クルーニーが主人公のダニー・オーシャンを演じ、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモン、ブラッド・ピットなどの超豪華ハリウッドスターが目白押しの、全てがゴージャスな映画です。公開されるや否や凄まじい話題となり、興行収入は4億5,100 万ドルの大ヒット作品となりました。

主人公のダニー・オーシャンは、史上最大の強盗計画を実行しようと、危険で才能のある人々を集めていました。ターゲットはラスベガスの最大のカジノ。しかも、1ヶ所だけでなく3ヶ所のカジノを強盗することだったのです。

映画撮影は実際のカジノで行われ、ダニーのギャングが強盗するシーンはラスベガスの「ベラージオ」「MGM グランド」「ミラージュ」で撮影されました。ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの超クールな二人がカード テーブルで対決する最初のシーンから、オーシャンズ イレブンのカッコ良さが、これでもかと溢れ出しています!

それだけでなく、ラスベガスの街やカジノホールの、洗練されたクールで豪華な雰囲気が、最初から最後まで堪能できる本作。ファッションも大袈裟なゴテゴテの衣装ではなく、本物のギャンブラーさながらのアンサンブル衣装のこだわりも必見です。

21 (邦題『ラスベガスをぶっつぶせ』)(2008)

21 は、Ben Mezrichの2002年の著書『Bringing Down the House』を基にしています。監督はロバート・ルケティック。この映画の素晴らしいところは、ブラックジャックのゲームシーン。描写がリアルで細かく、スリリングで、最高のカジノ映画の1つと言われています。

舞台は1990年代初頭のマサチューセッツ工科大学を拠点とする、実在するブラックジャック カード カウンティングチーム。ジム・スタージェス演じる、ベン・キャンベルは、授業料に苦労している優秀な学生。彼は、ケヴィン・スペイシー演じるローザ教授に週末にブラックジャックの会に誘われます。この会は、数学の確率論を使ってベガスのカジノをフリースすることを計画している学生のグループでした。彼はこれに加わり、カード カウンティングのためにラスベガスに飛び立ちます。

ただし、ギャンブルは授業料を支払うだけではありません。ブラックジャック戦略を使用してラスベガスのテーブルで数十万を獲得した後、キャンベルは、ローザとゲーム執行者のコール・ウィリアムズの間の長年のいたちごっこの追跡に巻き込まれて・・・その後に続くのはペースの速い策略、快楽、裏切り。

カジノから大金を勝ち取るのは簡単なことではなく、チームはプレイ禁止、集団内での争い、大敗戦、若さゆえにハイライフと簡単にお金を手にしたことによる落とし穴など、単純にカジノで勝って終わりじゃ無いところも描かれます。

にわかには信じられないような、しかし妙にリアルで、実話なのでリアルなんですが、事実は小説より奇なりという言葉がピッタリくる映画です。

カイジ:ファイナルゲーム

2020年公開の「カイジ ファイナルゲーム」は、カイジシリーズの最終作。日本でギャンブル・カジノを題材とした作品でまず思い浮かべるのはカイジだという人は多いでしょう。ファイナル ゲームは、2つの前作とは異なり、原作漫画のストーリーを踏襲しておらず、作者の福本伸行がこのために書き下ろした特別ストーリーとなっています。原作ファンからすると前2作品より少し物足りなさを感じるかもしれませんが、ギャンブルに関する最高の日本の映画の 1 つとして際立っていることに間違いないでしょう。

オリンピックが終了して恐ろしいほどの景気後退によって国力を失った、この国。金を持つものだけが生き残り、金のない弱者は貧困に身を寄せながら食い繋ぐ。薄給の派遣として働くカイジも貧困の身。自堕落な生活を送っていた。

そんな時、金を持て余した大金持ちが主催のイベント「バベルの塔」が開催されることを知る。一攫千金のチャンスだが、天に運を任せるゲームに二の足を踏むカイジ。しかしそれは、裏を返せば、、、カラクリが、、!

カイジはついに人生を逆転する事ができるのでしょうか。

ジャンブルのシーン、賭けるシーン、一つ一つで息を呑む、ざわ・・ざわ・・する胸の感覚に襲われます。

前作に引き続き、カイジを演じる藤原竜也の迫真の演技がカッコいいですね。

賭ケグルイ

2019年公開の『賭ケグルイ』は、同名の漫画シリーズを実写映画化したものです。監督は河合隼人。主人公の蛇喰夢子を演じるのは浜辺美波です。

この映の舞台は、架空の私立百花王アカデミー。122年続く名門学校で、学生はポーカー 、クラップス 、カジノ ルーレットなどのカジノ ゲームの遊び方を学んでいる。

生徒はギャンブルの勝敗のみによってランク付けされ、勝者には地位も、名誉も、富も与えられる。しかし敗者に対しては、何もかも全て奪われる。人としての尊厳すらも。しかしある日、蛇喰夢子という転校生が学園にやってきた。容姿端麗で大和撫子のようなお淑やかな外見とは裏腹に、彼女は猛烈なギャンブル狂だったのだ。

生徒会長は彼女を敵と見做し、強者たちを刺客として次々と戦わせるも、夢子んにことごとく撃沈され、ついにこの学園の勢力図が大きく変わっていく。

漫画の原作ファンでも納得の世界観と雰囲気、もちろん原作を知らない人でも見入ってしまう作品です。ドラマ版からはじまり、映画版も含め全5作品が公開されていて、どれも見逃せないものとなっています。

Mochizuki Masahiko

ソーシャルメディア実務家。極端なトラブルメーカー。誇り高いテレビ愛好家。受賞歴のあるポップカルチャーホリック。音楽伝道者。

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