チュニジア戦での日本敗退がワールドカップへの警告となったか

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 ワールドカップ出場を念頭に、気合と闘志は最高潮のはずの日本チーム。日本国民の熱い歓喜を受けながら始まった「キリンカップ」チュニジア最終戦は、0対3で日本チームがチュニジアに「まさかの完敗」という結果に終わってしまいました。誰がこの結末を予想したでしょうか?

この敗退がワールドカップ出場への警告ベルを鳴らしたか?そう誰もが思うような結果となってしまったわけですが、ここではこの日、どのような試合が展開されたについてご紹介したいと思います。スポーツベッティング市場も急拡大!とくにワールドカップは日本中が胸を熱くするイベントでも注目されます。新規でベッティングに参加する方はブックメーカーの入金不要ボーナスに関する情報もあわせてご覧になってみて下さい。

この日、日本代表チームに何が起こった?

6月14日、梅雨のジメジメした空気の中で開催された強化試合。予想とは裏腹に4連戦の最終試合はチュニジアにまさかの完敗に終わってしまいます。

この日、手に汗握る前半戦では、チュニジアの堅い守備と確実なパスプレイに圧倒されながらも0点に抑えています。しかし、チュニジアの4-3-3という固いポジションをなかなか突破できず、後半戦に無念の3点をもぎ取られてしまいます。

日本代表チームは2勝2敗で迎えた決勝だったこともあり、監督のショックも隠し切れない様子でしたが、森保一監督はひるむことなく「何かを劇的に変更するつもりはない」と報道陣のインタビューに答えています。つまり、チュニジアチームに見られる「堅守速攻」のチーム精神に今回はズルズルと引っ張られてしまった、と語っています。

また、皮肉ながら20年前の6月14日は大阪・長居スタジアムでW杯日韓リーグが開催されチュニジアと対戦。この時はチュニジアを破り夢のW杯進出を決めています。サッカー日本代チームにとっては「栄光」だったこの日が、2022年は一転して不安をよぎらせる「暗雲」の日となってしまったわけです。

ゴールチャンスはあった、しかしミスもあった

「自分がゴールを決めていれば、流れは変わっていた」とMFの鎌田大地選手は報道陣に説明しています。「あの時」シュートを決めていれば、試合展開が別のものになっていたというのです。

さらにDFの伊藤選手がクリアミス。後半戦が始まり10分のところで、格好の浮き球を取ろうとするも、チュニジア勢より先に出てしまい結果的に失態となります。ここで先取点となるPKを取られてしまいました。

続く、後半戦31分。チュニジア勢が送り込んできロングボールを吉田選手とDF板倉選手、そしてGKのシュミット・ダニエルでボールの譲り合いをしている最中、一瞬の隙を狙われ相手に失点を与えてしまいました。

世界ランク日本は23位、チュニジアは何と35位

双方の世界ランキング(FIFA)で日本チームは23位、一方チュニジアは35位となっています。「力を抜いても勝てる」どのメンバーもそう感じて試合に臨んでいるとは言えないものの、日本サッカー連盟は世界最強チームである「ブラジル戦」のようなモチベーションは見られなかったとしています。つまり、装備すべき集中力や強固なメンタルは未だに完成していないということなのでしょう。

もちろん、強化試合はある意味「テストの場」だとも言えます。たとえば、埼玉スタジアムで行われた対オーストラリア戦は絶対に負けられない重要な強化試合の一戦でもありました。結果的に連勝の幕開けとなったこの試合では、大幅にスタメンと入れ替えてメンバーて勝利を収めています。ポジションをいじらない性格の森監督が、選手を試すためにシャッフルを実践した結果、功をなしたのです。

チュニジア監督の言葉と期待の選手「メイプリ」

チュニジア代表チームを率いるジャレル・カドリ監督は20年前の敗退に触れ、「今回の試合は逆の結果になることを望んでいる」と話しています。さらに、日本代表チームについては、「素晴らしいチーム。戦術的な動きに優れ、プレイーがスピーディである」と述べ、勝利に向けて注意すべき点だと加えました。

チュニジア代表チームで最も注目されるのは、英国マンチェスター・ユナイテッド所属のハンニバル・メイプリ選手。18歳にデビューして以来、すでに9キャップを誇る凄腕の持ち主です。堅守速攻スタイルを貫くチュニジアチームで鷹のような眼を持ち、俊敏な動きを見せる見プリ選手。日本代表チームが注意を払いたい、日本チームにとってはマークすべき選手の一人でもあるでしょう。

まとめ:日本代表チーム、ワールドカップに良い危機感

 

今回の強化試合ではチュニジアに完敗。しかし「ワールドカップに良い危機感」といった前向きな声も高まっています。

GKシュミット・ダニエルは足元の技術に秀でているものの、残念ながらそれを活かしたシーンは見られませんでした。長友選手は粘り強い守備を魅せながら、チュニジアのロングパスを巧みに受け後期に結び付けています。板倉選手は結果的に失点を与えてしまったものの、吉田選手と守りに従事。伊藤選手は右サイドで奮闘を魅せ、得意のスピーディーなドリブルを魅せながらクロスからのチャンスを生みました。ぜひ、ワールドカップに向けて戦うサムライ・日本代表チームを全力で応援しましょう。

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Mochizuki Masahiko

ソーシャルメディア実務家。極端なトラブルメーカー。誇り高いテレビ愛好家。受賞歴のあるポップカルチャーホリック。音楽伝道者。

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