トランプ重症患者のステロイド投与、酸素も:東京新聞TOKYO Web

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4日、米国ワシントン近郊のウォルターリード陸軍医療センター前車内で支持両手の親指トランプ大統領=ロイター共同

【ワシントン=岩田仲弘新型コロナウイルスに感染して入院中のトランプ米国大統領の専属医ションコンリー氏は4日、トランプ重症患者に処方されるステロイド系抗炎症薬」デキサメタゾン」を投与したことを明らかにした。医師団は容態が改善されていると、「早ければ5日に退院することができる」も表明トラン​​プ氏は4日、車の一時病院で外出して健在を誇示したが、その容態は疑問が残っている。

◆車の一時外出快調のみアピール

記者会見したコンリー氏によると、3日にトランプの血中酸素濃度が一時的に減少したため、抗ウイルス薬「クレームデシビル」とデキサメタゾンを投与。 今後も継続する方針だという。

デキサメタゾンは、重症患者の死亡率を下げることに、日本でも治療薬として承認されている。 世界保健機関(WHO)と米国国立衛生研究所(NIH)のガイドラインも、人工呼吸器が必要な重病患者を対象としている。

米国ブルームバーグ通信は、常に酸素を必要としない患者への投与を危険視する専門家がいることを指摘した。 コンリー氏はデキサメタゾンの使用について「潜在的な利益がリスクを上回ると判断した」と語った。

コンリー氏はトランプが2日の入院前に高熱、血中の酸素濃度が低下したため、酸素吸入したことも認めた。 以後熱はないとしているが、3日に酸素吸入するかどうかは言及せず、肺の損傷についての質問に明確に答えなかった。

トランプは、病院を一時外出する前に、ツイッターに「コロナについて多くを学んだ。助けてくれる人サプライズがある」と述べた動画を公開します。 その病院の敷地外に集まった支持者に車内から手を振って応えた。

◆専属医のコンリー医師は?

【ワシントン=白石洋】新型コロナウイルスに感染したトランプ米国大統領の容態に世界の関心が集中されている中で、大統領の専属医に医療チームを率いて連日記者会見に臨むションコンリー医師が注目されている。

4日、ワシントン近郊の軍医療センターで記者会見コンリー医師(中)= AP・共同

4日、ワシントン近郊の軍医療センターで記者会見コンリー医師(中)= AP・共同

米国の新聞ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、コンリー氏は二百六年にフィラデルフィアのマッサージ治療医学部を卒業した。 マッサージ療法は、特定の症状に薬を処方するだけでなく、全身管理を重視する医学で手関節を増やしたり、筋肉に圧力ウルガしたりして、診断と治療に対応するのが特徴だという。

コンリー氏は劣勢年にポーツマス海軍医療センターで研修を終えた後、アフガニスタンで展開する北大西洋条約機構(NATO)軍の多国籍医療チームに携わるなど、軍の経験を積んだ。 トランプ担当医師は、前任者の退任により十八年5月に就任した。

トランプは、今年五月新型コロナの感染予防のために、不正マラリア予防薬」ヒドロキシクロロキン」を取る。コンリー氏は「治療による潜在的な利益が相対的にリスクを上回る」で服用を支持したとされるが、その効果に疑問専門家からの批判を受けた。

ホワイトハウスは、大統領の健康状態を継続的に監視する百年以上前に専属医のポストが設置されて正副大統領と従業員の健康管理を担当する医療スタッフが構成されている。


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Omori Yoshiaki

ミュージックホリック。フードエバンジェリスト。学生。認定エクスプローラー。受賞歴のあるウェブエキスパート。」

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