三菱重、従業員の派遣をトヨタ系列に打診業績悪化に=関係者| ロイター

新型コロナウイルスの影響で業績が悪化している三菱重工業グループのほか、複数の企業の従業員の派遣受け入れを打診していることが分かった。 写真は2016年7月には、相模原市で撮影(2020年ロイター/ Maki Shiraki)

[도쿄 28 일 로이터]- 新型コロナウイルスの影響で業績が悪化している三菱重工業7011.Tこのグループのほか、複数の企業の従業員の派遣受け入れを打診していることが分かった。 同社は、民間航空機部品事業が不振小型ジェット旅客機の開発事業も赤字が大きくなっている。 コストを圧縮するために派遣の形で一時的に余剰人員を削減する。 事情を知っている複数の関係者が明らかにした。

全日本空輸を傘下にあるANAホールディングス9202.Tもいくつかの企業に派遣承認を要請し、コロナ流行に需要が低迷航空関連業界の不況が浮き彫りになった。

関係者によると、三菱重は愛知県内の複数の企業に従業員の受け入れを打診。このうちトヨタ車7203.Tグループの部品メーカー、豊田合成 7282.Tは、来年1月から原則として3年間の工場の生産技術者など数十人を受け入れることができるか、要求している。 人件費を抑制し、コロナ災害を克服しようとする考えで需要の回復時には、人員を元に戻すことができるよう、雇用は維持する。

愛知県は、三菱重工業のボーイングのための航空機部品関連工場があるほか、小型ジェット旅客機「三菱スペースジェット」(旧MRJ)の開発子会社、三菱航空機(愛知県豊山町)が本社を置いて。

三菱重の広報は、別の話は答えを控えていたが、出向を通じて「人材規模調整している」と述べた。 豊田合成は言及を避けた。

三菱重の20年4─四半期(国際会計基準)は、579億円の連結最終赤字(前年同期163億円の黒字)に転落。 小型ジェット旅客機の開発事業は、688億円の損失を記録した。 日本の会計基準を採用していた頃含む四半期に史上最大の赤字だった。

別の関係者によると、三菱重は納品先である航空会社の業績悪化で受注を期待することができないので、スペースジェットの事業化を凍結する方向で調整している。 運航に必要な認証である「型式証明」の取得のための作業は継続するが、量産化の準備と営業活動はしばらくしていない。

史上最大の最終赤字と構造改革計画を27日に発表したANAは12月までの家電量販店のノジマ7419.T高級スーパー成城石井など約10社に100人、来年春には約400人を派遣することを明らかにした。 野島でコールセンター業務に従事するほか、成城石井は店の従業員として働く。 そのほかにもホテルのコンシェルジュ企業の受付・事務・企画などの業務に従事し予定である。

白木真紀取材協力:チームケリー編集:久保信弘

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Omori Yoshiaki

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