川田工業(本社:富山県南砺市代表取締役社長川田忠裕)、芝浦工業(東京都港区/学長村上雅人)大学工学部電気工学科我孫子聡子教授、川田テクノロジーズ(東証一部3443本社:富山県南砺市市、代表取締役社長川田忠裕)の三者は、建設現場の品質・型管理業務などを効率化するために、建設現場のテレワーク(* 3)化のためのアバターシステム(図1、図2を参照)の共同開発を開始しました。
アバターシステムは、移動型作業ロボット(川田ロボットが製造販売する「NEXTAGE(* 4)」を改良開発)、遠隔操作端末、ロボットが処理計測器などを高速通信に接続されたシステムであり、作業者、現場の従業員は、店社スタッフは、発注者がインタラクティブ(* 5)に情報共有しながら、様々な品質・数地形データの取得および現地スタッフとの共同作業などを可能にします。
共同開発の分担は、川田テクノロジーズがアバターシステムの基本的な設計、芝浦工業大学我孫子聡子教授(工学部電気工学科宇宙ロボットシステム研究室)がロボット遠隔操作装置の開発、そして川田工業橋工事のためのアプリケーションの開発と現場実証試験を担当します。
川田グループは、共同開発で培ったICTとRTに関連する技術を主力事業に活用するだけでなく、建設業界のテレワークの実装を加速し、将来の現場運営のあり方やWithコロナ時代の働き方の改革を提案しています。
【ポイント】
●川田工業株式会社は芝浦工業大学などの建設現場にアバターシステム(* 1)の共同開発を開始した。
●アバターシステムは、リモート作業者がオフィスにいながら建設現場の品質・型管理と協同作業を行うことができる。
●川田グループはAI、IoT、RT(* 2)などの先端技術を主力橋梁事業分野に拡大し、労働生産性の向上を図り、アバターが建設現場で取得したデータのクラウド化を促進し、受発注者間の監督・検査業務などの合理化を目的とする。
●新型コロナウイルスなどの感染リスクにさらされている現代で店社の従業員や在宅勤務者が現場と協力するテレワークを主体とした「新機能」を設定します。
これらの業務は、現場の従業員が直接行ったり、作業者と一緒に行きおり、従業員は工事の進捗管理などだけでなく、測定データの収集、分析、整理、書類作成などにも多くの時間を過ごしている。 一方、少子高齢化に伴う労働力人口の減少は、建設業界に著しく影響を及ぼしており、シンジンルル獲得ベテランの経験技術を継承する従来の方法だけでは、現場の従業員の人件費増加を解消することは困難である。
このような背景のもと、現場の品質保証能力を高め、生産性の向上、すなわち、時間の短縮と工程の削減のための技術開発を行うことが非常に重要な課題である。
具体的には、現場のアバターが取得した橋梁の品質・数地形測定データをクラウドサーバーに送信して、自動連続された後、店社と発注者と共有することができるようにすることにより、測定業務の全体的なデジタル化やリモート化を図るシステムを開発する。 この結果、現場の従業員に代わって店社の従業員や在宅勤務者が複数の現場の品質・型管理を行うことができ、発注者のリモート入会も可能なので、工事の生産性と品質保証能力を一緒に向上させると期待される。
【今後の展開】
川田工業は自律型ロボットは、困難な作業を「人とコラボレーションアバター」で解消主力事業分野の生産効率と品質を一緒に高めるというコンセプトで、様々な開発を推進する。また、これらの開発により、建設業界に在宅勤務を主体とした働き方を定着させて、「デジタルの世界の労働者=アバターパイロット」という魅力ある職業領域を設定します。この結果、一線から退いたベテラン技術者育児休職中の従業員、さらにはクラウドオペレータなど、新しい形の労働者なども建設業に簡単に参加することができ、少子高齢化・労働力の不足など建設業が直面している課題の1つの解決方法を提供することが可能になる。
○用語の解説
#1アバター:この記事では、遠隔操作に分身ロボットを指す。
#2 RT:Robotics Technologiesロボット技術。
#3在宅勤務:衛星都市や在宅地域でICTを活用して、現地の作業を実施する業務形態。
#4 NEXTAGE:川田ロボット(株)が製造販売している人間協調型産業ヒューマノイドロボット
#5の相互作用:双方向で情報を交換する姿だ。
#6出来形:建設工事で契約本に表示され完成水寸法を言って、発注者立ち合いで行われる品質検査を行うことができ、形態検査する。
▼本件に関するお問い合わせ先
経営企画部企画広報課
立岩
住所:東京都港区芝浦3-9-14
電話番号:03-6722-2900
ファックス:03-6722-2901
メールアドレス:[email protected]
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