【ワシントン=岩田仲弘白石浩】バイデン次期米大統領は3日、CNNテレビのインタビューで、ホワイトハウス新型コロナウイルス対策チームの中心人物であった国立アレルギー感染症研究所の話パウチ所長を新政府でも引き続き同じ立場に起用感染対策についてのアドバイスを求めることを明らかにした。 また、率先してワクチン接種を受けると考えも示した。
化パウチ氏はレーガン元大統領以来、共和、民主両党の歴代大統領に通知してきた感染の研究の権威。 しかし、マスクの着用を強く擁護する経済再開を急がなければならトランプ大統領との関係が次第に悪化した。
トランプは8月の感染症専門外にもかかわらず、多くの人が感染し、免疫をすることにより、社会全体の抵抗力を強くしようとする「集団免疫」を提唱するスコットアトラスさん特別顧問に任命し化パウチ氏の代わりに重用した。 アトラス氏は今月1日付で辞任した。
◆ワクチンの姿公開も視野
米国の新聞ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、米国では3日、1日新規感染者が21万人、死者が2800人を超えた。 バイデン氏は就任後100日間の国民にマスクの着用を強く訴える考えを表明。 「永遠のものはない。100日だけ着用すると感染者を大幅に減らすことができる」と訴えた。 ワクチン接種にも「化パウチ氏が安全と、公共の場でこのように伝える」と語った接種の姿を公開する考えも示した。
バイデン氏はまたホワイトハウスで経済政策調整に参加国の経済会議(NEC)委員長に、オバマ政権時代に、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の交渉で主導的な役割をブライアンディーズ氏(42)を起用すると発表しした。
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