日本の情報収集衛星が正常に軌道に入った。

政府の情報収集衛星レーダー７号を載せたロケットが１０日午前１０時５０分、鹿児島県谷鹿島宇宙センターで発射された。

発射体運営者の三菱重工業(Mitsubishi Heavy Industries Ltd.)によると、衛星は長さ53mのH2A発射体46号ロケットから分離され、軌道に入った。 これにより40連続H2Aロケット発射に成功し、成功率を97.8%まで高めた。

情報収集衛星は北朝鮮をはじめとする諸国の軍事施設監視、自然災害被害評価など多様な用途に活用されている。 レーダー7号衛星は電波を利用して悪天候にも夜にも写真を撮ることができる。

岸田文夫首相は、木曜日の発射後の声明で「私たちは衛星を最大限に活用し、危機を管理し、国家安全保障を確保するために可能なすべての措置を取る」と述べた。

日本航空宇宙研究開発機構（ＪＳＡ）によると、ヘリコプターが約１０分前に警報区域に進入し、予定より約１分遅れてロケットが発射され、追加の安全点検を受けているという。

JAXAは現在、事件を調査中だと明らかにした。