【ロンドン=藤沢有哉パリ=武田佳彦]夏休みの時期が終わった欧州各地で新型コロナウイルス感染が再び急増している。 英国ジョンソン首相は22日、バーなど飲食店の営業時間を午後10時までに制限する新たな規制を発表した。 新規感染者が連日1万人を超えるフランスなど各国でも規制強化の動きが相次いでいる。
英国政府の営業規制は、24日からイングランドにのみ適用される。 3月下旬から休業を余儀なくされたバーやレストランなどは感染者数の減少を受けて、7月初めに営業を再開したが、営業時間が制限される。 ジョンソンはまた、在宅勤務を再勧めします。
英国では、一日の新規感染者数が今月急増した。 21日には4300人以上の5月初旬から沢山された。 政府の首席科学顧問は、この日の会見で、「(現在の状態では)10月中旬には、一日の新規感染者は5万人になる」と憂慮した。
フランスでは、19日新規感染者数が過去最多の1万3498人を記録して次の日も1万人を超えた。 中部都市リヨンは21日、屋外イベントの入場者数を5000人から1000人に制限して、午後8時以降は、屋外での飲酒も禁止した。 マルセイユとニースも対策を強化している。
フランスのメディアによると、20〜40代の感染者が増加した。 重症患者は少ないが、医療機関は、警戒心を強めている。 老人介護施設での感染も相次いでリヨン近郊ロアンヌの施設では、19日までの9人が死亡した。 施設訪問を週2回に制限する自治体も出てきている。
スペインの首都マドリードは21日、一部の地域の都市封鎖を再開した。 ただ市民「地域制限は無意味である。なら徹底的に」との批判が出ている地域自治団体は、政府に85万件の検査実施を要求した。
一方、イタリアは1日の新規感染者数が1500人程度小康状態を維持する。 パリなどフランスの一部の地域での入国者に検査を義務化の境界を強化している。
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