“1分で60個の階段を実行して、止まらず上がることができる」なら、心臓は良い? – QLifePro医療ニュース

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2020年12月25日PM02:00

4階まで1分に上がる場合は、まず安心

階段4階まで1分以内に上がることができている場合、心臓の状態は良好である可能性が高いことが分かった研究結果が欧州心臓病学会(ESC)の科学プログラムの仮想会議(EACVI-Best of Imaging 2020、12月11〜12日)で報告された。

写真提供HealthDay

この研究では、ラ・コルーニャ大学病院(スペイン)のJesúsPeteiro氏などによるもの。 研究チームは、「多くの対象者の中から、精密検査が必要な人を狭め、心臓の健康状態を簡単かつ低コストで評価することができる検査方法をナビゲートするためにこの研究を実施した」は、研究の背景を明らかにした。 結果的に階段をいかに早く上がるかどうかを確認する簡単な方法は、心臓の状態の把握に役立つ結論を得ることができたという。

研究の対象は、冠動脈疾患の既往がある患者または胸痛や労作時呼吸困難などの症状が冠動脈疾患が疑われる人は、運動負荷試験が有用されている165人。

まず、トレッドミルによる運動負荷試験を実施。 走行速度を徐々に上げて、過労に至るまでの負荷を継続METs(metabolic equivalents代謝当量)を測定した。 その後15〜20分の休憩を挟んで、階段試験を実施した。 これは1階から4階までの60段の階段を実行せずに、また、止まらず、できるだけ早くのぼるとのこと。 トレッドミルによる運動負荷試験で得られたMETsと階段にかかった時間を比較した結果、40〜45秒以内に4階まで上がる人はトレッドミル試験でのMETsが9〜10以上であると分かった。

これまでの研究では運動負荷試験で10METs以上の運動耐容機能が確認された人の死亡率は年間1%以下(10年以内に10%以下)と低速であることを示している。 今回の研究で、階段のに1.5分以上かかった人は、トレッドミル試験の結果が8METs未満であった。 これは1年ごとの死亡率が2〜4%、10年以内に30%の死亡率に相当する。 実際、今回の試験でも、4階まで上がるために1.5分以上かかった人は、その58%にトレッドミル試験で心臓の機能の異常が確認された。 一方、1分未満で上がる人は、心臓機能の異常が確認されたのは、32%であった。

Peteiro氏は「階段を利用した負荷試験は、心臓の健康状態を容易に確認できる検査することができる。もし、日常生活の中で4階まで上がるために1.5分以上かかるようであれば、健康状態に問題があることが考えられ、医師と相談するのがいい」と話した。

また、学会発表された研究は、一般的に審査を受けて医学雑誌に掲載されるまでの予備ものとみなす。(HealthDayニュース2020年12月11日)

▼外部リンク
階段を上って、心臓の健康をテストしてください

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Omori Yoshiaki

ミュージックホリック。フードエバンジェリスト。学生。認定エクスプローラー。受賞歴のあるウェブエキスパート。」

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