ハイエンド構成この価格帯で雌雄を決定する!
2020年9月28日19:00に更新
2020年9月2日、NVIDIAはAmpereアーキテクチャを採用した新型GPUである「GeForce RTX 30」シリーズを発表した。 すでに「GeForce RTX 3090」に続き、ハイエンドモデル「GeForce RTX 3080」(以下、RTX 3080)を搭載したビデオカードがPCパーツショップで販売されている。BTO PCメーカーもRTX 3080を採用したゲームモデルを早急にラインナップに加えて、すでに完売モデルが出てくるなど、ユーザーから好評を得ているようだ。
パソコンショップSEVENを運営するセブンアールジャパンでもRTX 3080搭載モデルが発売されたこの会社は、CPUに「Core i9-10900K」(以下i9-10900K)を採用する「ZEFT G15ASX “、” Ryzen 9 3900XT」を採用する「ZEFT R15P-ASV」のそれぞれを用意。特にユニークな点は、この二つのモデルの基本的な構成はほぼ揃っているという点である。は、ゲーマーにどのようなモデルを選択したほうが良いだろうか。
今回は「ZEFT G15ASX」と「ZEFT R15P-ASV」の仕様を紹介するとともに、テストして、その性能を確認してみたい。 果たしてRTX 3080に合わせてCPUはi9-10900KとRyzen 9 3900XTのどちらなのか。
ZEFT G15ASX(Intel構成)
https://pc-seven.co.jp/spc/11929.html
直販価格:38万4780円
ZEFT R15P-ASV(AMD構成)
https://pc-seven.co.jp/spc/11965.html
直販価格:39万5780円
PCケース | ASUS FIGHT Strix Helios | |
---|---|---|
CPU | インテル「コアi9-10900K」 (10コア/ 20スレッド、3.7〜5.3GHz) |
AMD「ライジェン9 3900XT」 (12コア/ 24スレッド、3.8〜4.7GHz) |
CPUクーラー | ASUS「ROG Strix LC 360 RGB」 (簡易水冷、360mmラジエーター) |
|
グラフィック | GeForce RTX3080 10GB(GDDR6X) | |
メモリ | Crucial製32GB (16GB×2、DDR4-2666) |
Crucial製32GB (16GB×2、DDR4-3200) |
SSD | サムスン「970 EVO Plus」(NVMe M.2,1TB) | CFD「PG3VNF」 (NVMe M.2,1TB、PCIe 4.0) |
HDD | 2TB HDD | |
マザーボード | ASUS「ROG STRIX Z490-E GAMING」(Intel Z490、ATX) | ASUS「ROG STRIX X570-E GAMING」(AMD X570、ATX) |
有線LAN | 2.5GbE LAN | |
無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11 a / b / g / n / ac / ax) | |
電源 | Cooler Master「V850 Gold」(850W、80PLUS GOLD認証) | |
それほど | Microsoftの「Windows 10 Pro 64ビット版 “ |
※下記の評価機は若干上記構成とは異なる部分があります。
基本的な構成は、互いに似ていながらも、
Ryzenモデルには、PCIe 4.0をサポート
冒頭で「ZEFT G15ASX」(Intelの構成)と「ZEFT R15P-ASV」(AMD構成)とは、基本構成はほぼ同じだったが、最も特徴的なのは、すべてのケースにASUSの「ROG Strix Helios」を採用している点ある。
両モデルとも、PCケースにASUS ROG Strix Heliosを採用。 フロントパネル側に120mmクーリングファンを3個、背面に140mm角ファン1個装備して前面から背面に抜ける強力な空気の流れを構築している。 また、天板はメッシュ構造で、ここにしっかりと空気が吸入される点も見逃せないポイントだ。 その天板には、USB 3.2 Gen.1(Type-A)を4つのUSB 3.2 Gen.2(Type-C)を一つ、それヘッドフォン出力端子とマイク入力端子を装備。 USBを5系統用意されている点は非常に使い勝手が良い。 また、Heliosの特徴的なLEDの制御ボタンおよびファンコントロールボタンは、両方のモデル健在である。
両モデルとも、CPUの冷却には、ASUSの簡易水冷クーラー「ROG Strix LC 360 RGB」を採用。ラジエーターのサイズは、360mmクラスでi9-10900KとRyzen 9 3900XTで冷却面での不安はない。すべてのラジエーターは天板に設置され、そこに120mmクーリングファンを3個搭載している。水冷ヘッドと、これらのファン、マザーボード、ビデオカード、また、ケースの強化ガラスフロントパネルには、LEDがそれぞれ搭載されており、マザーボード付属のアプリケーション「AURA Sync “で一括制御が可能である。LEDのユーザーの好みに応じた部分が、「ZEFT G15ASX」(Intelの構成)と「ZEFT R15P-ASV」(AMD構成)で、全体的にとても派手な点滅ではなく、のように感じました。
マザーボードには、「ZEFT G15ASX」(Intelの構成)は、「ROG Strix Z490-E GAMING」を「ZEFT R15P-ASV」(AMD構成)は、「ROG Strix X570-E GAMING」をそれぞれ採用。両モデルとも、ゲームをのためのクラスのマザーボードで2.5GbEの有線LANとWi-Fiの6に対応した無線LANを搭載。「SupremeFX」というASUS自慢のサウンド機能も両方のモデルで利用可能である。また、ビデオカードは「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity 」を採用していた。このカードは、2.5スロット占有タイプということもあり、ケース内部での存在感はかなり大きい。
は、両方のモデルでどこが違うといえば、最初はシステムメモリである。 すべて16GBモジュールを2個搭載メモリ容量32GBを提供していますが、「ZEFT G15ASX」(Intelの構成)でDDR4-2666で動作するのに対し、「ZEFT R15P-ASV」AMD(構成)でDDR4-3200で動作し、メモリ帯域幅は、後者の方の方がいます。
また、ストレージ構成も若干の違いがある。 すべてのシステムドライブにM.2タイプの500GB SSDを搭載するが、「ZEFT G15ASX」(Intelの構成)は、M.2 SSDがPCI Express 3.0×4接続であるのに対し、「ZEFT R15P-ASV」AMD(構成)では、PCI Express 4.0(以下、PCIe 4.0)接続されていた。 これRyzenプラットフォーム専用PCIe 4.0をサポートしているからだが、しっかりとそれを生かすことができるSSDを選択している点は好感を持つことができます。 なお、今回の評価機の両方でデータドライブ2.5インチSSDを1TB搭載していたが、標準的な構成は、すべて2TBのHDDを搭載する。
ところが、このような柱ともいえる電源は両モデルともCooler Master製「V850 Gold」を採用。定格出力は850Wを誇り、これらの構成は、十分な容量である。また、電源装置は、内部空間と分離された床にインストールされているので、電源の排気が内部の空気の流れに影響を与えない。また、ケースの底には、簡単に分離防塵フィルタがインストールされており、メンテナンス性も良好である。
+ There are no comments
Add yours