iPhone12シリーズは、5G中でもより速いミリ波(mmWave)に接続されている間、「5G」の表示が変わることを米国の大型キャリアVerizonのCMで確認することができます。
5Gは、2つの周波数帯域を使用
iPhone12シリーズ5Gに対応し、現在の主流である4G高速大容量低遅延通信が可能になります。
5Gは、ミリ波およびサブ6GHzの2種類の周波数帯域が使用されます。
ミリ波の理想的な環境で、最大4.0Gbpsの高速通信が可能ですが、使用される周波数帯域の特性上、カバーできる領域が狭いという弱点があります。
一つのサブ6GHzミリ波よりも相対的に電波が届きやすく、広い領域をカバーすることができる利点があるが、ミリ波程度の超高速通信することはできません。
サブ6GHzのみ利用可能であれば単純に「5G」と表示さ
米国の大型キャリアVerizonが人気コメディアンのクリス・ロックを起用したCMで、会社が提供するミリ波サービス」5G Ultra Wideband」高速通信がアピールされています。
iPhone12 Proの画面が大きく映るシーンでは、画面右上の電波状態表示アイコンが「5G UW」と表示されていることを確認することができます。
また、「5G Ultra Wideband」を使用した超高速通信が可能な地域は限られており、サブ6GHzしか使用できない状態で単に「5G」と表示されます。
VerizonのCMは、こちらをクリックしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=C_171pjrAtc
iPhone12発表イベントで表示されていた
Appleが現地時間10月13日に開催したイベントはVerizonのハンスヴェルストベリー最高経営責任者(CEO)が登壇し、「5G Ultra Wideband」を競技場と空港、全国の大都市で順次提供すると発表した。
イベントに紹介されたサッカーの試合の映像も拡大してみると、「5GUW」と表示されていることがわかります。
ミリ波対応のiPhone12は、米国モデルのみ
また、iPhone12シリーズでミリ波を利用できるのは米国で販売されているモデルにのみ適用されます。
米国で販売されるモデルには、本体側面のスリープ/スリープ解除ボタンの下に、楕円形の凹みのようなものがあり、これはミリ波対応のアンテナ部品に見え。
写真:リンゴ
(hato)
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