米Microsoftは10月30日(現地時間)、「Windows 10」をアップグレードすると、特定の条件下でシステムの証明書とユーザー証明書が失われる問題を公表した。 同社は、解決方法をご案内している。
この問題が発生するのは、2020年9月16日以降にリリースされた最新の累積的な更新(LCU)をインストールした「Windows 10のバージョン1809」の後に2020年10月13日以降に発売されたLCUが統合されていないメディアまたはインストールソースを利用して、後続のバージョンにアップグレードした環境。勧告は、次のOSのバージョンが対象となっている。
- Windows 10のバージョン20H2
- Windows 10のバージョン2004
- Windows 10のバージョン1909
- Windows 10のバージョン1903
- Windows Serverのバージョン20H2
- Windows Serverのバージョン2004
- Windows Serverのバージョン1909
- Windows Serverのバージョン1903
主に「Windows Server Update Services(WSUS)」や「Microsoft Endpoint Configuration Manager」などのアップデート管理ツールの社内PCをアップグレードする場合、既存のバンドルとメディアを利用して、しまった場合に発生するが、最新のアップデートプログラムが統合されていない古い物理メディアおよびISOイメージを使用してアップグレードした場合でも、この問題の影響を受ける可能性がある。
また、「Windows Update for Business」を使用しているデバイスまたは「Windows Update」でOSをアップグレードする場合は、この問題が発生することはない。
もしこの問題が発生した場合、以前のバージョンのWindowsにロールバックすることにより、解決することができる。 しかし、ロールバック機能を利用できるのは、多くの場合、アップグレード後に、10日から30日までである。 アップグレード後のロールバックが可能な日数(以前のOSの保存期間)は、「DISM / Online / Set-OSUninstallWindow / Value:
同社は現在、解決するために努力しており、近日中に更新されたバンドルと再生されたメディアを提供している。
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