米国の大統領選挙で民主党のバイデン前副大統領の得票数が7000万票を超えオバマ大統領の記録を抜いて、米国の歴史の中で最も多かった。 米国共和党の大統領選挙諮問委員会のメンバーを務める中部大学の酒井吉廣教授は「米国で社会主義持たを集めているのがバイデン候補に支えられた」と指摘する – 。
写真= AFP /時事通信フォト
2020年11月5日、民主党の大統領候補ジョー・バイデンデラウェア州ウィルミントンで講演。現職ドナルド・トランプ、米国の大統領と大統領選挙接戦も終わりに近い
国民皆保険の公立大学の無料化最低賃金引き上げ…
空前絶後の大接戦となった2020年に米国の大統領選挙。
民主党のバイデン候補は、予備選挙で戦っていたサンダース上院議員の撤退と引き換えに、彼と政策協約を結んだ。 そのポリシーは、国民皆保険の公立大学の無料化の最低賃金の引き上げは、グリーンニューディール(ガソリン車の販売中止などのエネルギーゼロエミッション化)などであった。 まさに社会主義であり、環境に配慮し主義だったのだ。
米国では、今の社会主義が若者の間で広がっている。 人種と年齢差を超えて、社会主義の人気が高く、民主党所属議員の中には、社会主義を支持する人も少なくない。 米国では、そのような彼ら「進歩主義者」と呼ぶが、その実態はと言えば、「社会主義」である。
サンダース上院議員は、新婚旅行でソ連を訪問したミネラルウォーターの社会主義ソ連型共産主義をアメリカの民主主義で管理する「民主社会主義」を信条に来た。 米国が自分の存在に注目したのは2016年の大統領選挙の民主党予備選挙でヒラリー・クリントン国務長官と最後まで指名競争したときのことだった。
社会主義者が、民主党の中枢を握って行っている
現在は、民主党の副大統領候補であるハリス上院議員や大統領候補として、大企業の症状などを主張したウォーレン上院議員などの社会主義者たちが、民主党の中枢を握っている。
2008年に女性イスラム初めて下院議員になったロータリ部氏2018年の選挙で彗星のように登場したオカシオコルテスさん、そしてソマリア出身のオマール氏など3人の注目を集める民主党議員もサンダース信者と表現して間違いない。
しかし、長い歴史の中で、ソ連をはじめとする共産主義国家や社会主義国家と戦ってきた米国のなぜ社会主義が浸透してきたのか。 米国を同盟国と日本はここを押しておく必要がある。
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