小林化工薬品の出荷停止、全国に波紋病院や薬局は、品質と供給に不安| 社会医療| 福井ニュース

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病院や薬局は、品質と供給に不安

2020年12月28日午後5時10分

小林化学のすべての製品の出荷停止を受けて福井県の病院や薬局も代替品の確保の検討など対応に追われている= 12月25日、福井県福井市

福井県あわら市のジェネリック医薬品(後発医薬品)の製造小林化学が製造した錠剤に睡眠導入第成分が混入して全体289製品の出荷を停止の影響で福井県を含む全国の病院や薬局の対応に追われ、代替品の確保の動きも出てきている。 病院や薬局の担当者は、製品の品質と供給への不安が聞くほか、「患者の安全確認を急いでほしい」という声もある。

小林化学は混入や承認のない工程があったリコールを進め爪水虫などの治療の3製品に加えて、27日までに、他の薬の16製品のリコールを開始した。 他の製品も出荷再開の目標は立っていない。

嶺北地域の総合病院は、患者の治療のために、品質が担保された医薬品の確保、供給を最優先に考えているとし、「現在の出荷が停止された医薬品の代替確保や準備に奔走している」と説明した。 医薬品受託製造の場合も多く、小林化学も、他の製薬会社の委託を受けて製造し、製品がある。 担当者は「情報公開が全く行われず、医療機関では、苦心している」と述べた。

ある公立病院は今年、同社の10製品を採用した。 現在は、「継続的に安定供給される見込みが立たないので、 “他のメーカーに切り替え手続きを進めている。 全国でも国立病院機構(全国140病院)と大規模な民間病院」徳洲会グループ」(同71病院)が順次変更を進めている。

薬局にも対応に苦慮している。 ある福井市内の薬局は、「再開の見通しが立たない状況で切り替えざるを得ない」と訴えた。 代替の選定は、同じ成分の薬も含まれている添加物が異なる場合が「非常にナーバスな問題」とする。

大規模な出荷停止の他の後発医薬品メーカーの供給体制に悪影響を与える可能性も指摘する。 実際に新規受注を受けていない製薬会社も出てきている。 卸売業者は、「現場はかなり混乱している」とリーク。

一方、代替的に変更せずに在庫で対応している薬局も。 小林化学製品を10種以上取り扱い福井市内の調剤薬局は「約変更が患者に与える不安も少なくない」と判断した。 同社は、開業以来10年以上の付き合い。 「これ以上の不安を与えないためにも、すべての医薬品の安全確認を急いでほしい」と熱望した。

中には、会社しか生産していない後発医薬品もある。 在庫がなくなる先発医薬品に切り替えしかなく、「患者の経済的負担も直結する。ジェネリック自体が悪いという風潮があり、影響は大きい」告げた。

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Omori Yoshiaki

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