スポーツ

2022年に向けた日本の競馬事情

コロナ禍に翻弄された2021年の日本列島、各業界が苦戦するなか日本中央競馬会(JRA)の売上げは好調をキープしています。

2021年上半期の売上は前年比106%を記録。2021年トータルもプラスとなれば、10年連続で前年を上回る売上となります。

入場制限により競馬場への入場者は減ったにもかかわらず、馬券が売れ続けるのはなぜでしょうか。その要因とともに、2022年・中央競馬の話題をピックアップしました。

ステイホームとネット投票

JRAの売上げの伸びに大きく関わっているのが、場所を選ばず馬券を購入できる「ネット投票」「オンラインブックメーカー」加入者の増加です。JRAのネット投票はJRA IPATでも可能ですが、最近はオンラインブックメーカーでの投票も人気になっています、オンラインブックメーカーの詳細はこちらです。

インターネットで買い物をするのが当たり前になった現在、ネットでの馬券購入が抵抗なく受け入れられるのは、時代の流れといえるでしょう。

さらに皮肉にも、コロナ禍における外出自粛の生活様式の定着が、自宅で映像を見ながら馬券を買えるネット投票の普及を加速させました。

とはいえ、ネット投票加入者はまだまだ伸びる余地があります。JRAは2022年以降、ネットに強い若者を中心にさらにファン拡大を狙っていくでしょう。

神風が吹いた⁉「ウマ娘」効果

2021年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「ウマ娘 プリティーダービー」。

ゲームを中心としてアニメ、コミックとマルチメディアに展開する大人気コンテンツです。

「ウマ娘」に登場するのは、実在した競走馬を擬人化した女の子たち。メジロマックイーン、ライスシャワー、ウイニングチケット、ナリタブライアンなど、歴代の名馬の名を冠したキャラクターが続々と登場します。

ゲームのジャンルは育成シミュレーション。プレイヤーは「ウマ娘」を競走馬さながらに育成し「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指します。

「ウマ娘」のスマートフォン向けアプリがリリースされたのは2021年2月。そこからわずか半年あまりで1000万ダウンロードを超えるヒット作となりました。

この「ウマ娘現象」は2021年の競馬人気を支えた大きな要因といえるでしょう。

武豊騎手も「AERAdot.」のインタビューでウマ娘について「すごい影響力。ウマ娘が新たな入り口となって、今まで競馬に興味がなかった人も楽しんでくれるようになった」そう話しています。

2022年の競馬場は、ウマ娘にハマった若者で埋め尽くされるかもしれません。

2022年のJRAテーマは「HERO IS COMING.」

JRAが発表した2022年プロモーション・キャッチコピーは「HERO IS COMING.」。

過去の名馬たちを「HERO」になぞらえ、その雄姿を熱く語り合いながら、新たなHEROの登場に期待する。そんな意味が込められています。

テレビCMを中心とした2022年のJRAの”顔”も決定しました。女優の長澤まさみさん、見上愛さんのお2人です。

そしてCMに採用される楽曲は安室奈美恵さんの「Hero」。2016年のNHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのテーマソングとして誰もが知る名曲です。

JRA・GⅠレース日程

2022年のGⅠシリーズは2月20日(日)のフェブラリーステークスで開幕。12月28日(水)のホープフルステークスまで全26レースが開催されます。

なお京都競馬場は改修工事が続くため、開催は阪神および中京競馬に振り替えられます。

2月20日(日)フェブラリーS 東京4歳以上ダ1,600メートル

3月27日(日)高松宮記念 中京4歳以上芝1,200メートル

4月3日(日)大阪杯 阪神4歳以上芝2,000メートル

4月10日(日)桜花賞 阪神3歳牝芝1,600メートル

4月16日(土)中山グランドジャンプ 中山4歳以上障4,250メートル

4月17日(日)皐月賞 中山3歳牡・牝芝2,000メートル

5月1日(日)天皇賞(春)阪神4歳以上芝3,200メートル

5月8日(日)NHKマイルC 東京3歳牡・牝芝1,600メートル

5月15日(日)ヴィクトリアマイル 東京4歳以上牝芝1,600メートル

5月22日(日)オークス 東京3歳牝芝2,400メートル

5月29日(日)日本ダービー 東京3歳牡・牝芝2,400メートル

6月5日(日)安田記念 東京3歳以上芝1,600メートル

6月26日(日)宝塚記念 阪神3歳以上芝2,200メートル

10月2日(日)スプリンターズS 中山3歳以上芝1,200メートル

10月16日(日)秋華賞 阪神3歳牝芝2,000メートル

10月23日(日)菊花賞 阪神3歳牡・牝芝3,000メートル

10月30日(日)天皇賞(秋)東京3歳以上芝2,000メートル

11月13日(日)エリザベス女王杯 阪神3歳以上牝芝2,200メートル

11月20日(日)マイルチャンピオンシップ 阪神3歳以上芝1,600メートル

11月27日(日)ジャパンC 東京3歳以上芝2,400メートル

12月4日(日)チャンピオンズC 中京3歳以上ダ1,800メートル

12月11日(日)阪神ジュベナイルF 阪神2歳牝芝1,600メートル

12月18日(日)朝日杯フューチュリティS 阪神2歳牡・牝芝1,600メートル

12月24日(土)中山大障害 中山3歳以上障4,100メートル

12月25日(日)有馬記念 中山3歳以上芝2,500メートル

12月28日(水)ホープフルS 中山2歳牡・牝芝2,000メートル

ディープインパクト最後の世代デビューなるか

2022年の中央競馬を楽しむうえで注目したいのが、無敗の三冠馬であり2006年ジャパンカップなどGⅠ7勝の名馬・ディープインパクト最後の産駒のデビューです。

ディープインパクトは種牡馬としても多くのGⅠホースを輩出してきましたが、2019年7月にこの世を去りました。その2019年に種付けされた仔が早ければ2022年、初出走する可能性があります。

なかでも血統から注目されているのが「スイープトウショウの2020(牡)」。母スイープトウショウは秋華賞、宝塚記念、エリザベス女王杯を制した名牝であり、「最後のHERO」の出現に期待がかかります。

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Mochizuki Masahiko

ソーシャルメディア実務家。極端なトラブルメーカー。誇り高いテレビ愛好家。受賞歴のあるポップカルチャーホリック。音楽伝道者。

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